東医体の暇つぶしに、太極、飛天、龍笛を3冊一気買いした。いや、暇つぶしなんて言ったら申し訳ないかな。

わりと昔からこのシリーズが好きで、岡野玲子さんの漫画の方も全巻買っている。
平安の闇に棲まう、鬼や妖。清明は時にはそれらと対峙し駆逐する。時にはヒトの方を煙に巻き、それらを見えなくさせる。うまいな〜、って感じだ。

よく、清明は呪(しゅ)の話をする。桜を美しいと思うココロがどこから生まれるか、月を愛でる気持ちがどこから生じるか、といったことを呪を使ってじつに明快に説明する。
それで博雅は困ってしまうのだが、そりゃそうだ。ココロで感じたことを理論的に説明する機構が呪なのだから、完全右脳派の博雅氏にはわからない。でも、そんなもの飛び越えて、博雅は真理に至ってしまう。ココロでわかっちゃうのだ。あぁ、なんと言う天性。
それがわかってるなら呪の話なんてしなきゃいいのに、清明は諦めない。というかしつこいほどに呪の話をする。完全左脳人間。酒を飲みながらそんな話をうきうきしながらしてしまう清明。博雅のことが大好きでしょうがないらしい。ドSだ。

この二人が飲んでるところに、一度お邪魔してみたい、と思う。お土産は、、、やはり鮎かしら。

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